フリーランス保護新法に基づく取引ガイドライン
- 1. 【目的】
- このガイドラインは、弊社がフリーランスの皆様と行う業務委託契約において、透明性を確保し、公正な取引環境を提供するための方針を示すものです。フリーランス保護新法に基づき、取引に関する重要な事項を明示し、相互に理解しやすい取引を進めることを目的としています。
- 2. 【適用範囲】
- 本ガイドラインは、弊社が契約を締結するすべてのフリーランスに適用されます。また、フリーランスとして登録される方は、契約を進める前に本ガイドラインに同意いただく必要があります。
- 3. 【契約の基本事項】
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フリーランスとの業務委託契約において、以下の情報を契約書に明示します。
- 業務内容: 依頼する業務の具体的な内容と範囲を詳細に記載します。
- 報酬金額: 契約に基づく報酬の金額、報酬の支払い基準、及び報酬の算出方法を明示します。
- 支払い条件: 支払いのタイミング(作業完了後、月末締め翌月末払いなど)および支払い方法(銀行振込など)を記載します。
- 契約期間: 契約開始日および終了日を明示し、契約が延長される場合の条件も定めます。
- 4. 【変更および解除に関する条件】
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契約の変更や解除が必要な場合、以下の条件に基づいて手続きを行います。
- 変更手続き: 契約の内容を変更する必要がある場合は、双方の合意をもとに、書面または電子メールにより変更内容を確認・合意します。
- 解除の条件: 契約解除については、一定の通知期間をもって行います(通常、30日前の事前通知が必要です)。特定の理由がある場合、即時解除も可能ですが、解除理由については双方で協議します。
- 5. 【業務委託に伴う費用負担】
- 業務遂行に必要な費用(交通費、設備利用費、ソフトウェアライセンス費用など)は、契約内容に応じて負担を定めます。一般的には、依頼主である弊社が業務に関連する経費を負担しますが、事前に取り決めがない場合は自己負担となります。
- 6. 【業務の再委託】
- 弊社の事前の承諾がない限り、フリーランスの皆様が第三者に業務を再委託することはできません。
- 7. 【知的財産権】
- 業務の成果物に関する知的財産権は、契約において明示される場合を除き、原則として弊社に帰属します。必要に応じて、成果物の利用範囲や著作権の譲渡に関して具体的な取り決めを行います。
- 8. 【秘密保持義務】
- フリーランスの皆様は、業務委託中および契約終了後も、業務に関連して知り得た弊社の機密情報を第三者に開示してはなりません。秘密保持義務は、特別な取り決めがない限り契約終了後も継続します。